同じ形、違う感覚

花とハリガネを組み合わせて生けました。
形が似ていても、自然の植物と人工的な素材では、受け取る感覚がまったく異なります。
柔らかさと硬さ。生命のあるものと、人工的につくられたもの。
それぞれを単独で見ると、違いが際立ちます。
けれど、一緒に構成してみると、どちらか一方だけでは生まれなかった形や表情が現れます。
異なるものを組み合わせることは、互いの特徴を消すことではなく、新しい可能性を広げることなのかもしれません。
この作品を見ていると、AIと人の働き方についても考えたくなります。
違いを競うのではなく、それぞれの持ち味をどう組み合わせるか。花をいけることから、そんな問いも生まれています。